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  • RPAを導入すると何が良い?RPAの6つのメリットとは

RPAのメリットとは

この記事では、「RPAには、どのようなメリットがあるのか」という事について解説します。

また、関連するテーマである、「なぜ、RPAにはメリットがあるのか」や「自社がRPAによるメリットを活かせないと何が起きるのか」などの点についても取り上げます。

なぜRPAにはメリットはあるのか

RPAにメリットがある理由はシンプルです。

RPAを導入すると、「これまで人が行ってきた業務を、機械に行わせる」という事が実現できます(一般的には、この事を「自動化する」と呼びます)。この事により、様々なメリットが会社(職場)に生まれるのです。

「業務を機械に行わせる事で、メリットが生まれる」という事がピンと来ない方は、「RPAとは関係ない業務を機械に行わせた場合の変化」をイメージしてみる事をお勧めします。

例えば、「屋外での飲料の販売」という業務を機械(自動販売機)に任せた場合、「人件費が浮く」というメリットがあるのは勿論ですが、それだけではなく、次のようなメリットが生まれます。

  • 大きな費用をかけずに、24時間体制で売る事が出来るようになる。
  • 人が常駐できない場所でも、売る事が出来るようになる。
  • 釣り銭の計算ミスをなくせる。

これらは一例ですが、単純なコスト削減以外にも、様々なメリットが生まれる事は理解して頂けるのではないでしょうか。RPAの導入では、このようなメリットがオフィス業務において生まれるのです。

次からは、オフィス業務で生まれる様々なメリットについて解説します。

RPAの6つのメリット

RPAを導入すると、次のようなメリットがあります。

労働時間の減少(残業代の削減)

RPAを導入すると、これまで人が行ってきた業務を機械に任せる事が出来ます。その結果、同じだけの業務を終える為に必要となる「人が働く時間」を減らす事が出来ます。

社員が残業して終わらせていた業務をRPAに任せた場合、「RPAに任せて社員が帰ると、翌朝には業務が完了している」といった事が実現可能です。

そして、RPAに残業代を支払う必要はありません。ですから、残業して業務を終わらせていた会社では、残業代を大幅に削減する事も可能です。勿論、RPAには、過労死の問題もありませんし、労働基準法の適用もありません。

RPAの導入には、「従業員の労働時間削減」や「残業代の圧縮」といったメリットがあるのです。

従業員間の業務シェアの実現(労働環境の改善)

また、RPAを導入する事によって、労働環境を改善できる事もあります。

多くの会社には、「その業務に慣れている人以外には任せられない業務」が存在しています。そして、そのような業務を担当する従業員には、「自由に休めない」という状況が発生している事が珍しくありません。

しかし、RPAを導入する事で、この状況を改善する事が可能です。

RPAを導入すると、「業務を行う難易度を下げる」ことが可能です。その結果、「従業員間で、業務をシェアする」という事が実現可能となります。

例えば、これまで、「特定の人にしか出来ない」と考えられてきた業務であっても、「その部署の人であれば、誰でも行える」という業務に変化させられる事があるのです。

そして、従業員間で業務がシェアできるようになると、「従業員が長期休暇を取れるようになる」「従業員の転属・退職に伴う業務の引き継ぎが大幅に軽減される」といったメリットが生まれます。RPAは、労働環境の改善に貢献する事もあるのです。

従業員不足の問題解決

RPAは「従業員不足」という問題を解決する事にも貢献します。

「業務を行う為の人材を揃え続ける」という事は、多くの会社にとって悩みの種です。特に、「人気がない業務」や「へんぴな場所での業務」などの事情があると、必要な人材を採用し続ける事は難しくなります。

しかし、RPAを活用する事で、その悩みを軽減させる事が出来ます。

RPAの導入による「人が働く時間を減らす」や「業務を実行する難易度を下げる」などの効果を活用する事で、「これまでよりも少ない人数で業務運営が可能になる」や「専門性が高くない従業員であっても、業務が行えるようになる」といった変化が実現できるのです。

どちらの場合も、従業員不足の問題解消において、RPAは大きな役割を果たす事があるのです。従業員不足の問題を抱えた会社にとっては、大きなメリットに感じられる事でしょう。

業務のスピードアップ

また、RPAを導入する事で、業務のスピードアップが実現できる事もあります。

「スピードアップ」には、いくつかの種類がありますが、まず、「機械の方が作業が早い」という理由でのスピードアップが期待できます。

多くの計算を伴うような業務を機械に任せた場合、人が行うよりも大幅なスピードアップが可能である事は容易に想像して頂ける事でしょう。

また、「機械は24時間休まずに動かす事ができる」という理由でのスピードアップも期待出来ます。

人(担当者)が確認・対応していたメール対応をRPAに任せた場合、担当者の業務状況(忙しさ)に関係なく、メール対応が可能になります。また、夜間や担当者不在時に届いたメールにも、スムーズに対応できるようになります。

RPAで業務をスピードアップさせる事が出来るケースは多く、業務改善において、大きなメリットがあります。

業務の作業水準向上

RPAによって、作業水準の向上も期待出来ます。

多くのRPA導入においては、「これまで人が行ってきた業務を、そのまま機械が行う」という方針での検討が行われます。この為、RPAを導入しても「作業水準は変わらない」と思われがちです。

しかし、導入作業を進める中で、「作業水準の向上が可能」という事に気付けるケースは少なくないのです。

例えば、「チェック(照合や確認)に関連する業務」にRPAを導入するケースを考えてみましょう。

まず、人がチェックを行う場合、ミスは避けられません。しかし、機械はミスをしません。ですから、これまでよりも高い精度でのチェックを行う事が可能になります。

また、「手間がかかりすぎる」などの事情から、理想とする水準でのチェック作業が実現できていなかったケースもある事でしょう。そのような場合、RPAを導入する事で、本来の作業水準が実現できるようになる事もあります。

同様に、RPAによって作業水準の向上というメリットが期待できるケースは多いのです。

より生産性の高い業務にシフト

最後のメリットは、「従業員が、より生産性の高い業務にシフトできる」というものです。

RPAによって業務の効率が上がると、従業員の業務負担は軽減されます。その結果、「従業員が、より重要な業務に取り組む事が出来るようになる」というメリットが生まれるのです。

このメリットは非常に大きく、「RPA導入による最大のメリットである」と考える経営者も少なくありません。そして、自社のRPA導入が遅れ、他社だけがこのメリットを経営に活かし続けた場合、自社の競争力は相対的に低下する事になります。

この点については、「自社がRPAのメリットを活かせないと何が起きるのか」というテーマで、この後、解説を続けます。

自社がRPAのメリットを活かせないと何が起きるのか

RPAを導入した会社では、RPA導入による様々な改善効果を経営に活かす事が出来ます。この為、「RPA導入が進んでいる会社」と「RPAが導入できていない会社」では、企業の競争力に大きな差が生まれてしまいます。

RPA導入による様々なメリットの中でも、特に重要なのが、「より重要な業務の為に、従業員が時間を使う事ができるようになる」というメリットです。

RPA導入が進んでいない企業が「業績アップに貢献しない雑務」の為に費やしている時間を、RPA導入が進んでいる企業は「業績アップの為の重要な業務」の為に使えるのです。

その差は、企業同士の競争力の差を広げていきます。そして、気がついた時には、取り返せないほどの差になってしまっているのです。

ですから、「RPAへの取り組みが遅れる」という事は、経営において、「致命的な結果」に繋がるのです。

ぜひ、その事を良く理解して頂きたいと思います。そして、RPAの導入に真剣に取り組んで頂き、RPAのメリットを経営で活かすようにして頂きたいと思います。

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